スライムナイトとは! 頼れる相棒ピエールの秘密
スライム系の頼れる騎士「スライムナイト」!
みなさん「スライムナイト」はご存知ですか?
このブログに来られる方はきっとご周知でしょうと思います。
黄緑のスライムに乗った騎士のモンスターです。
初登場はナンバリングタイトル5作目となる「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」です。
昔から登場しているモンスターのように思えますが、登場したのは5作目になってからということに驚きますね。
もちろんのことながらスライムナイトは、文字通りスライム系です!
では、スライムナイトについて考察していきましょう。
スライムナイトの正体とは?
スライムナイトの上の騎士…
彼は何者なのでしょうか。
実は、このナイトに関してはドラクエシリーズごとに、さまざまな解説がされており全く正体不明です。
例えば、シリーズの「公式ガイドブック」で共通の説明はこうです。
「スライムに乗った魔族の騎士」
なるほど、確かに騎士のモンスターがスライムに載ってるように見えますね。
しかし、「ドラクエⅤ小説版」においてはこうかかれています。
「強いスライムが「騎士の芽」を生やして進化した者」
先ほどとまったく違いますね。
そもそも騎士の芽🌱とはなんでしょうか?←
筆者自身もあらためて調べてみましたが、この「騎士の芽」についての詳しい言及はひとつもなされていません。
さらに、GBAソフトの「スライムもりもり ドラゴンクエスト」 では、
スライムナイトは騎士の人形です。
他にも、
騎士の中身は、スライムの一部であると言う説もあれば
いのまたむつみさんのイラストではそもそもナイトには足がなく、そのままスライムと合体しているのです。
このようにスライムナイトの騎士の正体については、様々な憶測が飛び交いながらも、最終的な答えが出ていないのが現状です。
頼れる相棒ピエール
みなさんはドラクエⅤで「ピエール」を仲間にしましたか?
スライムナイトはドラクエⅤで登場して以来頼れる仲間モンスターとして一躍人気になりました。
「ピエール」と言う名前はシリーズを通して、スライムナイトのお馴染みにの名前となりましたね!
中盤、もしくは終盤までも、頼れる相棒ピエールとしてみなさんの冒険を支えてくれたことでしょう。
ちなみに、モンスターは3匹まで仲間にすることができ、それぞれに名前が違います。(4匹目以降はお別れしなくてはいけません)
それぞれの仲間の名前はこのようになっています。
第2の仲間の名前は「アーサー」
第3の仲間の名前は「ちゅん」
第4の仲間の名前は「タイチ(タイーチ)」です。
第3の仲間の名前の「ちゅん」は、ドラクエ開発の立役者「株式会社チュンソフト」から取られているとみて間違いないでしょう。
第4の仲間の名前の「タイチ」はスーパーファミコン版の名前です。
これが、プレイステーション2版のリメイクでは「タイーチ」に変更されました。
喋るスライムナイト発見!
ドラクエⅤのリメイク版では、なんと仲間モンスターと話すことができます!
例えば、「さまようよろい」の場合
「たたかいの前の きんちょう感は たまらんね。」
「たたかいの後の いっぷくは たまらんね。」
などと、戦士らしく勇ましいセリフを聞かせてくれます。
他にも、中盤以降で仲間になる「メッサーラ」の場合
「旅も なかなか いいものだな。」
「悪いが 話は 後にしてくれ。」
と、クールながらも素敵な言葉を聞かせてくれます。
では、いよいよ!
代表的の仲間モンスター「スライムナイト」はどうでしょうか!
主役級の仲間モンスター「スライムナイト」のセリフがこちらになります。
「 そりゃっ! うりゃっ! 」
…
「 そりゃっ! うりゃっ! 」
このスライムナイト、主役級の仲間モンスターでありながら、「 そりゃっ! うりゃっ! 」としか話しません。
なかなかに素朴なセリフですね。
序盤から中盤、ひいては最後まで仲間として助けてくれるピエールですが、悲しいことに、セリフはそれだけしか話せません。
しかしそれでも、スライムナイトが頼れる仲間であることには違いありません!
スライムナイトの騎士の秘密、ついに判明!
ここまで様々なことを紹介してきたスライムナイトですが、
ドラクエ最新作、「ドラゴンクエストXⅠ」において、スライムナイトの正体がついに判明しました!
それでは、こちらの画像をご覧ください。
すばらしい光景ですね(遠い目)
ナイトが相棒のスライム頭に手を乗せて、遠い町のほうを眺めています。
これにて、長年のスライムナイトの謎が判明しました。
ずばり、スライムとナイトは別の生き物です!
スライムナイト最大の秘密が、ようやく解決しましたね。
このほかにも、ドラクエ11では
このように相棒のスライムと散歩するナイトの姿が目撃されています。
とても心温まる風景ですね。
スライムナイト まとめ
このように、スライムナイトは、時には頼りになる仲間として、時にはかわいらしいモンスターとして 、ドラゴンクエストの世界を彩ってくれています。
よければみなさんも、プレイ中にスライムナイトのことを思い出してみてください!
もしかしたら、スライムナイトの新たな一面を発見できるかもしれません。
ご拝読ありがとうございました!
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々
ドラゴンクエストⅡ
前回は初代ドラゴンクエストを紹介しました。
今回は続編となる「ドラゴンクエストⅡ」を紹介していきましょう。
1987年1月26日にエニックスから発売されました。
ドラゴンクエストシリーズの第二作目になります。
本作において堀井雄二さんは「高度なRPGを体験してもらいたい」という方針で製作に当たられました。
そのため、複数人でのパーティプレイなど、当時ではまったく見られなかったシステムが採用されました。そのためゲーム内容自体も、ある事情(後述)も重なることで、とても難易度の高いものとなりました。
ROM容量1メガビット(128KB)です。これは前作の二倍の容量でになります。
マップの大きさ約6.5倍となり、モンスター数2倍、呪文総数も2.3倍など、ボリュームが大幅に増えました。
パーティープレイの導入と精巧なシステムは、シナリオ内で自然と理解できるように工夫され、現代のRPGにシステムのさきがけ的な本作も、画期的なゲームとして話題になりました。
ドラゴンクエストⅡの開発は、前作Dの発売日直前の1986年4月から始まりました。
(初代ドラゴンクエストの発売日は、1986年5月27日)
1986年の7月には、マップやセリフ、モンスターデータの作成に入られたそうですが、初代ドラゴンクエストが売り上げを伸ばしている中での開発ということもあり、多忙なスタッフさんたちにとってはかなり大変な開発となったそうです。
このような忙しい時代の中、1986年10月21日発売の週刊少年ジャンプ47号で、ドラゴンクエストⅡの第一報が発表されました。
その後、11月には一通りの完成を果たし、発売は12月下旬と発表されます。
しかし、いざテストプレイの段階に入り、旅立ちの舞台となる「ローレシア」周辺の時点ですら、ゲームバランスが崩壊している事が判明します。
そうした経緯から、バランス調整のため、発売日を翌年1月26日に延期することとなりました。
ドラゴンクエストⅡは、テストプレイを重ねるほどに他に地点とのバランス調整が必要となり、どんどんと開発が遅れてしまいます。
そこで、「これ以上遅らせてはいけない」と考えた堀井雄二さんは、満足度90%の状態で完成させて、無理のある状態で本作の発売に踏み切りました。
当初はモンスターの数も、100種ほどが登場予定でしたが、容量の都合により80種となりました。本来、ドラゴンクエストⅡに登場する予定であったモンスターは、後の作品で登場することになります。
左から「ひとくいばこ」「テンタクルス」「オクトリーチ」
「サウルスロード」「おおうつぼ」
ストーリー
アフレガルドに平和をもたらした勇者は、新天地をめざして、遥か海の向こうへと旅立ちます。
大陸についた勇者は、美しい国を築き、最愛の妻の名を冠して、ローレシアと名づけました。
時とともに、国は三つに分けられ、ロトの姉妹国として、平和に発展と伝えられます。
ところが、100年後のある日、ローレシアのお城に、傷ついた兵士が、凶報をもたらしました。
大神官ハーゴンが、破壊の神を呼び出して、世界を破滅に導こうとしている、というのです。
ローレシアの若き王子は平和への熱い想いを胸に旅立ちます。
同じ血筋の仲間が待つ世界へと。
ドラゴンクエスト (初代)
初代ドラゴンクエスト
1986年5月27日にエニックスから発売されました。
ドラゴンクエストシリーズのすべての始まりです。
堀井雄二さんは当時の海外産PCゲーム『ウルティマ』や『ウィザードリィ』などをヒントに作成されました。
しかし、発売当時、RPGゲームは日本ではあまり人気のジャンルではありませんでした。
ROM容量は512キロビット(64KB)です。これだけの低容量での作成を行うために、初代ドラゴンクエストでは、カタカナの表記が50音すべて無かったとも言われています。
例えば、「ドラゴン」の上位モンスターである「ダースドラゴン」は、もともとダークドラゴンという名前でしたが、この容量の低さからやむなく「ダースドラゴン」という名前で表記されました。
主人公の名前を自由に付けられることや、多くの登場人物による多彩なセリフを楽しめることも、当時のファミコンソフトにはない魅力でした。
ドラゴンクエストの開発は、1985年11月にスタートされましたが、スタッフはなんと4、5人のみだったといわれています。
堀井雄二さんは、ドラゴンクエスト以前に発売された任天堂ソフト「ゼルダの伝説」をみて、文字や数字だけで進んでいく戦闘システムや、アクション性の少なさに不安を覚えたそうです。
そのため、ストーリーや操作方法をわかりやすく示すために、主人公を王様の部屋から出られないようにして、冒険の目的やチュートリアルを設けることにしたそうです。
そういった敬意を経て、ドラゴンクエストの発表は1986年2月11日発売の週刊少年ジャンプ11号で発表され、続いて3月発売の『ファミリーコンピュータMagazine』4月号にて掲載されることになりました。
ストーリー
かつて、主人公の住む「アレフガルド」という世界は恐るべき大魔王によって闇に支配されていました。
その後、悪しき大魔王は、伝説の勇者「ロト」によって倒され、魔物たちも竜の女王が勇者に託した「光の玉」によって封印された。それ以来アレフガルドは平和が続いています。
しかし、時がたち。「ラルス16世」という王様がアフレガルドを治める時代に、アレフガルドに再び邪悪なる者が現れます。
いまでは初代舞おうとして有名な「竜王」です・
竜王がラルフ16世が治める「ラダトーム」から光の玉と「ローラ姫」を奪い、アレフガルドは再び魔物の徘徊する世界となります。
ローラ姫
竜王に戦いを挑んだ者はいても、生きて帰ってきた者は一人もいません。
そんな中、予言者「ムツヘタ」が、勇者ロトの血を引く者が竜王を滅ぼすであろうと予言します。そのものこそが主人公である勇者です。
勇者
そうして勇者は、各地を冒険することで竜王討伐に必要な
「たいようのいし」
ラダトーム城の地下で老人からもらえる。
「あまぐものつえ」
「雨のほこら」で待つ賢者が「ぎんのたてごと」と交換してくれます。
「ロトのしるし」
なんと毒の沼地の中におちています。
これらを集めた勇者は、この三つのアイテムから「にじのしずく」を作り竜王のいる城まで向かいます。
そうして竜王との激戦の後、勇者は無事に光の玉を取り戻し、世界に平和をもたらすのです。
「スライム」という生き物
みなさんは「スライム」をご存知ですか?
この愛くるしい姿は、このブログを見てくださる人にとっては、おなじみの姿でしょう。
最新作、ドラゴンクエスト11のモンスター図鑑では、「丸っこいユーモラスな姿から万人の支持を受けているメジャーアイドルの魔物」とさえ書かれています。
本日はこのかわいらしい看板モンスター「スライム」について考察していきましょう。
スライムができるまで
ドラゴンクエストシリーズに皆勤賞で登場するドラクエの看板モンスターが「スライム」です。
冒険の始まりで、チュートリアルとして出会うモンスターですね。
その登場回数の多さ、マスコットとしてのキャラクター性によって、モンスターの中で唯一の「スライム系」というカテゴリーを獲得するにいたりました。
もともと、御伽噺や物語に出てくるスライムといえば・・・
このような液状の生物です。
洞窟や暗くじめじめしたところに生息しており、決して愛くるしい見た目ではありません。
開発当時、堀井雄二さんが鳥山明さんに依頼した際にも、このような粘液製のヘドロのようなモンスターを想定していたようです。
しかし、液体のモンスターデザインの難しさから鳥山明さんは現在のドラゴンクエストのスライムのデザインを提出されました。
スライムの生態
スライムの生態は様々な本やドラゴンクエスト本編で語られています。
様々な情報に言及しながら、スライムの生態を追っていきましょう。
スライムの誕生
スクエアエニックス刊行の「モンスター物語」によれば、アフレガルドの湖から生まれた魔物だそうで、始まりのスライムはつめの先ほどの大きさであったそうです。
スライムは単細胞生物で、繁殖力が高く、アフレガルドの湖はスライムであふれかえることとなります。そうして、スライムは陸上で生活することとなります。
スライムは環境適応能力もすさまじいため、湖から陸に上がってもすぐに環境に適応し、様々な場所で繁殖していくことになります。
スライムがこれほど多岐にわたる進化を遂げたのは、ひとえに驚くべき環境適応能力ゆえでしょう。
スライムの寿命
スライムは「ピキー」となきます。
「スラー」と鳴いたり、人間の言葉を話すスライムもいるため、スライムによって様々です。
というのも、スライムは「小説ドラゴンクエスト5」において「人間って、寿命は短いからなあ」と語っており、人間よりもはるかに寿命が長いのです。
ドラゴンクエスト9の「アルマの塔」に存在するスライムは300年も生きています。
このように、スライムはその長い生涯で人間の言葉もを学ぶのでしょう。
しかし一説では、「ピキー」と鳴くのは人語をしゃべることのできないスライムのみであり、ドラゴンクエスト7のモンスターパークによれば、喋れないスライムのほうが珍しいそうです。
スライムの食性・ヒエラルキー
スライムの食性は草食です。主に陸生のスライムは草原の葉っぱを食べることで成長していきます。
草食で繁殖力の高いというスライムは、生き物としてのヒエラルキーでは下位の部類に属し、スライムは他の魔物に捕食されることもあるようです。
ドラゴンクエストモンスターズジョーカーシリーズでは、「せつげんりゅう」に捕食されるスライムブレスがフィールドで描かれています。
↑食べられたスライムはエンゼルスライムになる。
また、ドラゴンクエストモンスターパレードではスライムのから揚げのような描写も存在しています。
しかし、スライム自身も負けてはおらず、その体でめいっぱい体当たりをして闘います。
訓練をつんだ才能のあるスライムは、スライム族秘伝の奥義である「スラ・ストライク」を覚え闘うことができるそうです。
スライムの恩恵
スライムは最弱モンスターといわれながらも、新米勇者たちの特訓に一役買っています。
冒険でスライムが出てくることで、「勇者の冒険が始まった」と思えるほど今ではドラゴンクエストシリーズでは欠かせない存在になりました。
仲間モンスターになれば「しゃくねつのほのお」を撒き散らし「マダンテ」を放つなど、頼れる仲間になります。
ドラゴンクエストが始まって以来、この魔物は文字通りマスコットアイドルとして様々な勇者とともに歴史を作ってきました。
愛すべきスライムはこれからもドラゴンクエストを彩ってくれるでしょう。
はじめに
はじめまして。ジェイクと申します。
このブログはドラクエのうわさや情報、ネタなどをまとめたブログです。
ドラゴンクエストの素敵な世界観を探っていきましょう。
日本が誇る最高のRPG
ドラゴンクエストは、1986年5月にスクウェア・エニックスより発売されたファミコン用ソフトです。
当時、ファミコンの容量が64KBまでだったため、カタカナの50音をすべて表示できなかったのです。
作曲家に、すぎやまこういちさん
オープニングの「序曲のマーチ」はあまりに有名です。
キャラクターデザインに、鳥山明さん
日本を代表する漫画「DORAGON BALL」の作者です。
国民的キャラクターである「スライム」を作り上げた功績はあまりにも偉大ですね。
企画シナリオ担当に、堀井雄二さん
「ドラゴンクエストシリーズ」の生みの親です。
こういった、そうそうたる面子をそろえて、ドラゴンクエストシリーズはつくられたのです。
ドラゴンクエストのおもしろいところ
ドラゴンクエストは2017年で30周年になります。
その歴史の中で、様々な設定などが培われて
今では専用の考察サイトができるほど多くの情報が詰まっています。
独自に調べたドラクエの豆知識や情報などを調査して、このブログにまとめていこうと思います。